電車通勤士

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トイレの利用


20070511_180952_P5110010 / くーさん

日本人は世界に比べ道徳心が高いと言われるが、人が見ていない場所では残念ながらまだ問題があるようだ。
通勤士は他人から見られない環境であっても道徳的に行動することが求められる。
公共物である鉄道に関する備品のうち、最も破損されることが多いのはトイレである。

駅構内のトイレを使う場合、まず注意することは入出場である。駅のトイレは使用する人の数が多いことと、急いでいる人が多いため、出入り口での衝突事故が多発する。入るとき、出るときには対向者に充分注意する。

次に男女とも小便器や個室が満員だった場合、フォーク型整列をおこなう。フォーク型整列は、それぞれの便器の後ろに並ぶのではなく、便器空間手前で一列に並び、空いたところへ一人ずつ入る方式である。空いた便器が気に入らなくても選択の余地は無い。

便器の使用方法について駅構内では特別な対応が必要になる。
駅構内のトイレは残念ながら非常に汚れている。そのため、小便器であれば便器に直接からだが触れない極限まで近寄り、排尿をおこなう。和式大便器の場合、ズボンの裾をまくり上げて定位置に付くのが望ましい。あまりに酷い汚れはトイレットペーパーを利用して拭き取る。洋式大便器の場合、便座の上にトイレットペーパーを敷き、直接肌が触れないようにする。

個室で用を足す場合、トイレットペーパーの有無を必ず確認すること。また、これも直接体に触れるものであるため清潔な本物のトイレットペーパーかをチェックすることも必要である。

荷物はドアに付いているフック又は荷物台に置く。但し、ドアのフックは外部から手を差し込んでの置き引き被害に遭う事もあり充分な注意が必要である。 >>危険回避に関するもの

駅構内のトイレは水回りが脆弱であり、トイレットペーパー以外の物を流すと簡単に詰まってしまう。トイレットペーパーの芯でお尻を拭くような緊急事態が発生してもそれを便器に流さないようにする。

水を流す場合、トイレットペーパーを利用してレバーを操作するか、ボタンを押すと衛生的である。レバーを足で踏みつけることはレバーの汚染及び破損に繋がるのでおこなってはいけない。足で操作したい場合は、レバーの下からつま先で持ち上げるようにすれば靴底の汚物をレバーに着けることが無い。

待ち人数が多い場合、極力便器を占有することをしてはいけない。駅構内のトイレは全て緊急用と心得ること。

洗面所では手洗いと簡易な身だしなみチェックのみに使用し、化粧などにより洗面台を占有してはならない。手洗い後ハンカチで良く水気を拭き取り、ハンカチをしまうところまでトイレ施設内でおこなう。トイレの出口を出てからハンカチをまだ握っているような失態は電車通勤士として失格である。

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