電車通勤士

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予見する行動について

Bodily Injury of Keihin-Tohoku Line
Bodily Injury of Keihin-Tohoku Line / Dick Thomas Johnson

電車通勤士は事件事故に遭わない行動を採っているが、それでも巻き込まれる場合がある。今までに発生した事故や対処を検討する。

突き落とし

異常者や暗殺者によるホームへの突き落としはこれまで大抵事故として扱われてきた。しかしながら故意の突き落としが多数存在する事を認識しなければならない。
異常者による突き落としは、いつも周囲の人物に目を向け、近くに立たない事が肝心である。
暗殺者はあなたが列の先頭に並ぶのを待っている。臀部から膝までを一気に押し上げる方法で突き落とすはずなので、脚は前後に開き、体重をやや後ろに掛けて立つようにする。
落ちない構えをしていることを暗殺者に見せる事が事件の防止に繋がるのである。
ホームに立つ時は、落ちる際の受け身方法、落ちた場合の避難場所、車両が近づいたときに荷物を投げ捨てる心構えを常にシミュレーションしておく。

自殺の巻き添え

自殺志願者の近くまたは、その破片がぶつからない位置を確保する事。
ホームの先頭及び後方は車両が高速で進入するため、自殺場所となっている場合が多い。人の破片が飛んできても避けられるような立ち位置をいつも考えておく。

災害対応

地震や火事、水害は鉄道に大きな影響を与える。
伏せる、逃げる、登る等の通常行わない行動が必須となるため、避難路の理解、脱出までの最短距離を考えながら鉄道施設を利用する事。
そのベースがあってはじめて他人の救助までおこなえる事を理解する事。
速い行動がまずは自分の命を守る分け目となる事をいつも頭にとどめておく。

地震の際、まずは落下物に注意する。線路に降りてはならない。
地下鉄の場合、続けて火事と水害が発生する場合がある。ホームに居る場合は直ちに最短距離で地上に出る事。
車両に乗車している場合、脱線を予期し、人の波に流されない位置に移動し、手すりにつかまる事。
地下鉄の脱出口は、先頭及び最後尾車両にある場合が多く、逃げる方向によっては完全死亡フラグが立つ。
今居る場所を立体的にイメージし、水が押し寄せてきたらどちら側へ逃げたら良いのかを知っておく。
火事が発生した場合、必ず背を低くして煙を吸わないようにするだけで生死が分かれる。どんなに煙が充満しても低い位置には新鮮な空気がある事を信じて這いつくばって脱出する事。


無差別殺傷事件対応

少しでも異常な雰囲気がある場所には近づかない事。
twitterに載せたらRT増えるんじゃないかななどと考えず、一切の野次馬根性を捨てその場を離れる事。
非日常に飢えている電車通勤者は、トラブルにヒーロー映画を重ねる傾向があり、立ち向かってしまう事もあるだろう。しかしその場合は命を賭け、自分の身体に刃物が食い込む痛みを想像し、自制するべきである。

命を守る行動は咄嗟に出来ないものである。そのため、日々のシミュレーションが重要である事を理解されたい。
鞄を捨てられるか、上着を捨てられるか、携帯の水没をあきらめられるか、一度考えて頂きたい。

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