電車通勤士

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尿意・便意

EMERGENCY
EMERGENCY / Chris.Violette

都市郊外からの遠距離電車にはトイレが設置されている場合があるが、近郊からの中距離電車にはトイレの設備がない。
だれでも一度は危機感を感じる尿意と便意(特に下痢)の心構えと対処法を理解する。

  • 尿意

鉄道を利用する場合、あらかじめトイレを済ませておき車中で失禁する事の無いように努めたい。しかしながら通勤にはありとあらゆる思いも寄らない事態が発生することを濡れたパンツを履き替えながら理解するものである。

どんなに急いでいても「到着駅でトイレに入ろう」と考えてはいけない。駅と駅の中間で立ち往生した場合、失禁確実である。

電車内の寒さに備えること。ノースリーブを着用する場合は、効き過ぎのクーラーから身を守るためのブランケットをバックに常時携帯し、体を冷やさないよう注意すること。

飲み会帰りの尿意は突如限界点を迎える場合もあり、「途中下車しても次の電車で帰ればいいや」という心の余裕と終電までの時間的余裕を持つこと。

長い打ち合わせ時に何杯も飲んだコーヒーは利尿作用により連続尿意を発生させる。

頻尿気味の人は導尿をおこない、尿バッグへ排泄出来るよう準備する。

介護用おむつの着用も有効である。

  • 便意(下痢)

一般的な便意は便秘を覚悟してでも我慢すること。

問題は下痢である。下痢には精神的なものと体調的なものがある。精神的な下痢を頻繁に起こす場合、転職や薬による対応がベターである。体調的な下痢の代表は前日の大量飲酒によるものである。

前日の大量飲酒及び寝冷えに思い当たる場合、また、起床後の腰痛を感じる場合下痢の可能性が高い。
通常より早起きをして下痢便を一旦排泄してしまうのが最も効果的であるが、時間がない場合は、コップ半分程度の水を飲み、内臓を活発化させておき、ももを高く上げて家の中で歩行する。

歩くことで背筋に刺激が与えられ、大腸の動きを活発化させ第一波を催させることが出来る。それでも波が来ない場合、トイレに座り、背中から腰にかけて素早くマッサージを行う。その際体を折り曲げたり、背筋を伸ばす運動も併用する。

第一波により下痢便の排泄が成功しても安心してはいけない。排泄後に尿が出てはじめて第一波の終了となる。尿が出ない場合は第二波がすぐそこまで接近していることを表している。

駅構内で下痢の来襲に遭遇した場合、直ちに最寄りのトイレに寄る事。そのトイレがどれだけ混雑していたとしても下痢は初期が最も軽く、その後大波小波を経て最終的には爆発に至る。下痢を我慢して電車に乗車してはならない。

移動中の放屁は下痢の可能性がある場合絶対におこなってはいけない行為である。下痢は得てしてガスと同じような感覚を肛門に与え、放出の機会を伺っている事を忘れてはいけない。放屁と間違えて下痢便を噴出させてしまった場合、まずパンツの中に異様な熱さを感じる。続けてパンツ決壊によりズボンやスカートの裾からこぼれ落ちる。お尻部分の服に茶色いシミが現れる前にトイレにて処理をおこなう。

尿意、便意に関しては絶対的な対処方法は無いが、その危険を減らす事は、その仕組みを完全に理解することで出来るはずである。

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